ドルマゲスと対峙

PlayStation2 ゲーム スマートフォン ドラゴンクエスト8

マイエラ修道院の宿舎と院長部屋がある小島を結ぶ橋が燃えている。小島にある院長部屋の扉へ向かうと、ククールが宿舎のドアから現れる。
ククール 「畜生! マルチェロの野郎 どこにもいやしねぇ!! ……!? まがまがしい……気……? ……いや そんなかわいいモンじゃない。まるで悪魔が……地の底から悪魔が大群ではい出してきたみてぇな……。オディロ院長!!」
息を大きく吸ってから、燃え盛る橋の上を駆け抜けるククール。渡り終えると、橋が崩れ落ちる。

院長部屋の扉を開けようと揺さぶり、
ククール 「中からカギがかかってる……? マルチェロたちも中か!? くそっ! 何が起きてるんだ! いったいどうなってやがる!?」
扉を蹴る。
ククール 「開きゃしねえ。くそっ!」

エイト達の存在に気が付く。
ククール 「あんたら……! そうか。オレの後を追って来てくれたのか……。いいぞ 助かった! 悪いが もう一度だけオレにチカラを貸してくれ! こうなりゃ実力行使だ! これだけ人数がいりゃあどうにかなる! 中からカギがかかってる。さあ! みんなで体当たりして扉をぶち壊すぞ!!」
四人で頷き合いながら、扉に体当たりし、扉を壊す。
ククール 「やったぞ!」

ククールが一階で倒れている騎士団員に駆け寄る。


通常画面になるが、ククールを無視して階段へ向かうと、
ククール 「待ってくれ。ここに仲間が倒れている。放ってはおけない。」
外へ出ようとすると、
ククール 「おい どこへ行く? この期に及んで まさか怖じ気づいたんじゃないよな?」

ククールに話し掛けると、ムービー再開。

ククール 「おい! 何があった!? しっかりしろ!!」
騎士団員 「よか……た……応援が……はやく……院長さまを……。」
ククール 「どうした!? いったい誰が!」
騎士団員 「……やつ……は 強い……。マルチェロさま……も あぶな……い……。ぐふっ。」
騎士団員は気絶したらしい。

ククール 「……上だ。行こう。お前も来てくれるな?」


ここで「はい / いいえ」を選ぶ。「はい」を選ぶと、
ククール 「……すまない。」
「いいえ」を選ぶと、
ククール 「冗談を言ってる場合じゃないんだ! ……行くぞ。」

ククールと共に階段へ向かうと、階段の上から別の騎士団員が落ちて来る。
騎士団員 「あの……道化師……だれか院長を……っ!! ぐふっ。」
この騎士団員も気絶してしまったようだ。

ククールとエイト達が二階へ上がる。マルチェロが院長を庇い、空中に浮かぶドルマゲスに剣を向けている。床には、負傷した何人もの騎士団員。ドルマゲスが杖で軽く空を切ると、マルチェロは吹っ飛ばされて壁に打ち付けられる。

ククール 「兄貴!」
ククールがマルチェロに駆け寄る。
マルチェロ 「……やら……れた……。すべて……あの道化師の……仕業……。奴は……強い……。ゲホッ! だが あやつの思い通りには……っ!!」
ククールがマルチェロの肩に手を差し延べようとする。しかし、マルチェロはそれを払い除ける。
マルチェロ 「……命令だ! 聖堂騎士団員 ククール!! 院長を連れて逃げ……」
言い終わらないうち、行動に移す前に、ドルマゲスはマルチェロとククールを吹っ飛ばす。

DQ8

ドルマゲス 「……クックック。これで邪魔者はいなくなった。」
マルチェロ 「くっ……! オディロ院長には 指いっぽん触れさせん……!!」
オディロ院長 「案ずるな マルチェロよ。私なら大丈夫だ。私は神にすべてを捧げた身。神の御心ならば 私はいつでも死のう。」
オディロ院長は胸の十字架を手に、ドルマゲスに視線を向ける。
オディロ院長 「……だが 罪深き子よ。それが神の御心に反するならば お前が何をしようと私は死なぬ! 神のご加護が必ずや 私とここにいる者たちとを 悪しき業より守るであろう!」
ドルマゲス 「……ほう。ずいぶんな自信だな。ならば……試してみるか?」

その言葉を聞いてエイトが動こうとしたところ、トロデ王がエイトを突き飛ばして登場。
トロデ王 「待て待て待てーい!!」
ヤンガス 「おっさん いつのまに!」
緊迫した場面でも、いつものリアクションなヤンガス。

トロデ王 「久しぶりじゃな。ドルマゲスよ!」
ドルマゲス 「これは! トロデ王ではございませんか。ずいぶんな変わり果てたお姿で。」
トロデ王 「うるさいわい!! 姫とわしを元の姿に戻せ! よくもわしの城をっ……!!!」

ドルマゲスが杖を大きく振り翳す。エイトが手を伸ばしかけるが間に合わず、杖は……オディロ院長の身体に突き刺さる。暗闇の中、そのシルエットが浮かぶ。

トロデ王 「な……なんと!?」
ドルマゲス 「……悲しいなあ。お前たちの神も運命も どうやら私の見方をして下さるようだ……。キヒャヒャ! ……悲しいなあ。オディロ院長よ。」
ドルマゲスが握る杖に、力がみなぎる。
ドルマゲス 「そうだ このチカラだ! ……クックックッ。これで ここにはもう用はない。」
空に浮かんだ身体は天井のステンドグラスを突き破り、
ドルマゲス 「……さらば みなさま。ごきげんよう。」
不気味な笑い声と共に、ドルマゲスは再び闇の中へ消えてしまう。

fin.