仲間に加入

オディロ院長の葬儀の翌朝、騎士団員の宿舎で眠っているところ、部屋のドアが開く音でエイトが目覚める。

ククール 「目が覚めたみたいだな。」
ククールはドアのところに、腕組みをしたまま立って話す。
ククール 「……葬式の前にも言ったが オディロ院長の死のことは あんたたちの責任じゃない。むしろ あんたらがいなかったら マルチェロ団長まで死んじまってただろう。礼を言う。」
固い表情のまま、後ろを指差して言う。
ククール 「……さて。その聖堂騎士団長どのがお呼びだ。部屋まで来いとさ。」
部屋から出ようと、半身のままで続ける。
ククール 「じゃあな。オレは確かに伝えたからな。」
ククールはドアを閉めて出て行く。


通常画面に切り替わり、同じ部屋で寝ているヤンガスやゼシカ、宿舎内の人達に話し掛けることが出来る。
マルチェロの部屋へ行くと、中にククールとトロデ王もいる。


ククールに話し掛けると、
ククール 「……。話は聖堂騎士団長どのに聞いてくれないか?」

マルチェロに話し掛けると、ムービー再開。

マルチェロ 「……これはこれは。目が覚められましたか。話はすべてこちらの方から聞きました。」
と、トロデ王を指す。

マルチェロ 「あらぬ疑いをかけ申し訳ない。憎むべきはドルマゲス。あの道化師には神の御名のもと 鉄槌を下さねばなりますまい。ですが……私には新しい院長として みなを導くという役目がある。……そこで です。こちらのトロデという方のお話では みなさんもドルマゲスを追って旅しているとか。どうでしょう? ここにいる我が弟ククールを同行させてはいただけませんか?」

ドアの近くに離れて立っているククールが口を開く。
ククール 「……騎士団長どの。規律が守れぬ者は弟とは思わぬと あなたが言ったのでは……。」
マルチェロ 「今はこの方々と話をしているのだが? お前は黙っていろ。」
ムッとするククール。

マルチェロ 「ククール。今 修道院を離れても問題ない者は お前しかいないのだ。」
ククール 「……。」
マルチェロ 「他の者にはそれぞれ この修道院で果たすべき役目がある。その点 お前は身軽だろう。」
ククール 「……つまり役立たずだと。そう言いたいわけだ。」

マルチェロに歩み寄るククール。
ククール 「なるほど。わかりました。それほどおっしゃるなら こいつらについて出ていきます。院長のカタキはお任せを。」
ククールは敬礼し、怖い顔をして後ろも振り返らず、ドアも閉めずに部屋から出て行く。
トロデ王 「姫といっしょに 馬車で待っとるからな~!」
トロデ王もククールの後を追うかのように部屋を出る。

マルチェロ 「……これは この世界の地図。ドルマゲスを追う旅に きっと役立つ事でしょう。みなさんにあらぬ疑いをかけた そのお詫びの印です。どうぞお受け取りください。」

――エイトは世界地図を手に入れた。世界地図をふくろに入れた。――

マルチェロ 「では! みなさん! ククールをどうぞよろしく。旅の無事をお祈りしております。」
マルチェロはぱんと手を叩いて立ち上がり、エイト達に敬礼する。


一旦ムービーが終了してから、マルチェロに話し掛ける。
マルチェロ 「オディロ院長のカタキ。憎むべきドルマゲスには 神の御名のもと 鉄随を下さねば。みなさん。ククールをどうぞよろしく。旅の無事をお祈りしております。」

マルチェロとのやり取りがあった後、一足先に部屋を出たククールは修道院の出入り口に立っている。近付くと、ムービーが始まる。

ククール 「……よう。まあ そういうわけだ。オレも旅に加えてもらうぜ? マルチェロ団長どのに命令されたからじゃない。院長はオレの親がわりだったんだ。あいつ……ドルマゲスは絶対に許さない。必ずカタキは討つさ。それに……。」
苦々しい表情で顔を背ける。
ククール 「……こんな所。頼まれたっていたくないね。追い出されてせいせいするさ。」

そしてゼシカの方に向き直って言う。
ククール 「それと約束してたよな? いろいろ世話になった礼は いずれ必ずするって。ゼシカ。これからオレは 片時も離れず 君を守るよ。君だけを守る騎士になる。」
ゼシカは呆れた表情で、そっぽを向いて答える。
ゼシカ 「はいはい。どうもありがとうございますー。」

DQ8


――ククールが仲間に加わった!――


ククールは自ら修道院の扉を開け、皆の方へ振り返る。
ククール 「さあ! 行こうぜ!」

fin.