聖地ゴルドでマルチェロと遭遇

聖堂騎士団員二人が立ち塞がる神殿の扉に近付くと、
騎士団員 「なんだ おまえたち。この奥は神に仕える者以外は 立ち入り禁止だ。」
と、突き飛ばされる。同時に扉が開き、ニノ大司教、続いてマルチェロが現れる。

騎士団員 「これはニノ大司教様にマルチェロ殿! ご苦労様です!」
ニノが嫌らしい笑みを浮かべて、マルチェロに話し掛ける。
ニノ大司教 「この聖地ゴルドの大神殿は 法皇様の即位式を行う聖なる場所。いくら聖堂騎士団長とはいえ お前のような生まれのいやしい者が立ち入れる場所ではない。よいか マルチェロ。貴様を警護役として連れてきたのは あくまで特例中の特例。……わかっておると思うが 次期法皇候補たるこの私が 法皇さまに頼み込んだからなのだぞ。」
マルチェロ 「……ええ。存じております。ニノ大司教様。」
ニノ大司教 「お前がその若さでマイエラ修道院の院長になれたのも 私のくちぞえあらばこそ。それをゆめゆめ忘れるな?」
マルチェロは敬礼して言う。
マルチェロ 「私の感謝と忠誠は のちほど大司教様のご自宅へ届けさせましょう。……ちょうど先日 旅の商人が見事な宝石を わが修道院に寄付いたしまして。」
ニノ大司教 「いつもいつも よく気のつくものよ。うむうむ。……じゃがな マルチェロよ。法皇様は潔癖なお方。あのお方にはそのような手は通用せん。よく覚えておけ。ここでの用は済んだ。さあ 帰るぞ。」

そして二人は歩みを進めるが、マルチェロはエイト達の前を通り掛かったところでククールに視線をやり、立ち止まる。
マルチェロ 「……おやおや。これは珍しい顔に会うものだ。髪の毛ひとすじほども信仰など持ち合わせていないお前が 巡礼に来るとは。ふふん。神頼みか? それとも観光気分か? 気楽なものだな。」
ククール 「……。」
ククールは前に歩み出て、何か言い掛けようとして止める。

DQ8

マルチェロ 「……まあいい。私も忙しい身でね。お前なぞに構っている暇はない。では みなさま。ごきげんよう。」
マルチェロは敬礼。
マルチェロ 「物見遊山もよろしいが ドルマゲスを追う旅もどうぞお忘れなく。」
そして立ち去る。

fin.


memo

このイベント・ムービーが発生するのは船入手以降、メディばあさん生存時迄。先頭キャラクターが誰であれ、騎士団員に突き飛ばされる時に登場するのはエイト。マルチェロとすれ違う時は、エイトとククールの2人が登場する。最後の台詞は、ドルマゲスを既に倒している場合でも変わらない。

ククールもエイトも死亡の場合でもムービーは発生するが、死んでいる筈のエイトのみが登場する。ムービー終了後は蘇生しない。尚、すれ違い時のマルチェロの台詞は、以下の通りに簡略化される。

「……おやおや。これは珍しい顔に会うものだ。では みなさま。ごきげんよう。物見遊山もよろしいが ドルマゲスを追う旅もどうぞお忘れなく。」