マカオ 媽閣廟~ペンニャ教会

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媽閣廟(マコウミュウ)はマカオ最古の道教寺院で、マカオという名前のルーツとされる。(2005年、世界遺産登録)

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祭壇には果物、頭上には渦巻き状の巨大線香。

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突然鳴らされた爆竹に驚き、逃げ惑う観光客。

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ガイドの古さんに勧められ、御神籤を買った。内容については「古めかしい言い回しの中国語だから上手く説明出来ない」からと「占孕生男」だけ訳してくれたが、これは字面から私達でも想像付く。ちなみに、その結果は出ていないし予定もない。そもそも御神籤が解読出来ないのに、どうして「良く当たる」と言い切れるんだw

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ペンニャ教会は街の南部の丘に位置する、ロココ式のカトリック教会。かつては東洋における布教の拠点になっていたという。

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マカオは中国本土と隣接し、私達が観光したマカオ半島、タイパ島、そしてコロアネ島の三つのエリアから成り立ち、それぞれを橋や埋立地で結んでいる。1887年からポルトガルが統治し、紆余曲折を経て、1997年に香港がイギリスから中国に返還されるのに続き、マカオも1999年12月20日に中国へと返還され、マカオ特別行政区となることが既に決まっていた。

しかし、賑やかな香港に比べ、マカオを訪れる旅行者は殆どがカジノ目当てで、純粋な観光客はあまり多くはないらしい。中国に返還されたらますます香港に遅れを取ってしまうのではないかと、彼自らの仕事柄もあって古さんは危機感を抱いているようだった。

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タイパ島へ続く橋。旅行時は空港を建設中の、ガイドさん曰く「何もない島」だった。

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旅程に入っていない昼食の予定について飲茶にしたいと話すと、ガイドの古さんお勧めのホテル・リスボアのレストランに連れて行ってくれた。スタッフが料理を載せたワゴンを押しているのを呼び止め、その料理が欲しければ貰うという簡単なシステムだが、初「飲茶」に勝手が分からずまごついていると、古さんがバランス良く選んでくれた。古さんはそのまま私達と一緒に少しずつ食べ、「後はごゆっくり」と席を立った。

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そこで気になるのが昼食代。古さんも含めて割り勘か、チップ代わりに彼の分は奢りとするか。そもそも高級ホテルでの食事代が幾らなのか。不安になったところで、古さん再登場。食事を終えた旨を告げると、この店の焼き蕎麦を食べないなんて! と勝手に追加注文してしまった。いえ、だから満腹なんですってば。

実は、この間に彼は会計を済ませていて、後で代金を聞いても頑なに教えてくれなかった。香港止まりではなくマカオに来て、マカオ観光を楽しんでくれたことが嬉しいのでお金は要らない、その感謝の意味を込めて御馳走したかった、と言う。チップを弾んだつもりだが――彼は今もまだ、そんな気持ちを持ってガイド業をしているのだろうか。マカオは今や人気観光都市だけれども、古さんは変わらないでいて欲しい。