新千歳空港~オーストラリア・ケアンズ~シドニー

行きたい場所と日数配分、出発日が希望通り、ガイド付きツアーに加えて自由行動日も設定されている――私のツボを完璧に抑えた札幌発直行便利用のツアーは非常に稀で、そのコースに惚れて惚れて惚れ込んだ私は友人をどうにか誘い込み、旅行の一ヶ月半前に申し込みし、自由時間に行きたい場所のリストアップも早々に済ませ、旅行当日を待ち侘びていた。

  1. 夜 札幌発
  2. ケアンズ経由 午前 シドニー着
  3. 終日 シドニー
  4. 午前 シドニー発 昼 エアーズ・ロック
  5. 午後 エアーズ・ロック発 夕方 ケアンズ着
  6. 午前 グリーン島 ケアンズ泊
  7. 午前 フィッツロイ島 ケアンズ泊
  8. 昼 ケアンズ発 夜 成田着
  9. 朝 成田から羽田へ 昼 羽田発札幌へ

ところが、出発一週間前になって、帰国便が満席で取れなかったから出発日を変更して欲しいと旅行会社が言う。今更無理だと断ったところ、周る都市の順番を変えた旅程を提示して来た。到底納得出来る案では無かった。なので、旅行翌日が運良く私も相方も休日に当たっていたことから、成田あたりで一泊しても良いと伝え、その希望通りに帰国便のみを札幌ではなく成田行きに変更することで妥協した。

最初の案を呑んでいた場合、最終都市とするシドニーを朝四時に出発し、メルボルン経由、関空から札幌に帰って来るという、とんでもない遠回りさせられるところだった。各都市で過ごす時間が、少しずつ削られているのも許し難い。

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新千歳空港からの現地直行便、カンタスオーストラリア航空 QF80便。機内食の味は今一つ。

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ケアンズで乗り継ぎ。現地時間午前四時。

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シドニー行きQF50便機内食。

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シドニー到着後は半日市内観光ツアーに出発する筈が、東京や大阪から来る人達を待つとのことで空港ロビーに待機させられた。これがまた、幾ら待てども姿が見えない。他の客が痺れを切らして調べてみれば、彼等の便は何と二時間も後。こんなに到着時刻が違うのに、纏めて観光に連れて行こうとするな! せめて自由時間を与えろ!

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空港で無駄な時間を過ごして午前が終わり、クージー・ビーチにあるホテル、ホリディ・インのレストランにてビュッフェの昼食。大好物の生牡蠣を山盛り食べ、害していた気分も少し落ちつけるとしよう。

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その食事中、日本人係員嬢からこの後の市内観光についての説明があった。ん? 最初は動物園に行く筈だろ? 聞けば、最初から市内観光のルートには入っていないとか。私達が選んだツアーのパンフレット、最終的に貰った旅程表にも、動物園のことは間違いなく記載されているのに。交通の便が悪い動物園が入っているのは、このツアーを選んだ重要なポイントだった。

しかし、係員嬢に私達の旅程表を示しても、旅行会社に確認して欲しいと言っても、「自分が持っている旅程表に入っていないから行けない」の一点張り。挙句、「そんなに行きたければ、自由行動の時に行って下さい」と来たもんだ。空港で待たされている時から疑問に思っていたが、バイト風情の係員が何でこんなに高飛車なわけ!?

彼女と押し問答していても埒が明かない。とにかく自分の旅行会社に確認して、と旅程表を押し付けて強く言うと、バスの運転手にもそうするように忠告され、渋々電話を掛けに行った。彼女にしてみれば「自分は悪くないのに」だろうが、高い旅行代を払っている私達だって譲れない。いい加減な仕事をしている旅行会社と担当になった自分の運の無さを恨め。

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赤と黄色の旗は遊泳禁止だが、海に入っている人が。波の高さ以前の問題で肌寒いのに。

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他の皆が観光に出払ってから数十分後やっと、人当たりが良さそうな日本人のオジサン係員が私達を迎えに来てくれた。彼は開口一番、せっかくシドニーに来たのに不手際で嫌な思いをさせたこと、待たせたことを詫びた。そう言えば、あの現地係員の小娘、私達にスミマセンのスの字も無かった!

係員氏は「同じ旅行会社のツアーでも、シドニー市内観光の内容が違うんだね」などと唸っていた。日本の旅行会社との連絡は密ではないらしい。旅行会社もいろいろなプランを盛り込むのは結構だが、最後=現地まで責任を持って欲しいものである。