新千歳~関西空港~タイ・バンコク~カンボジア・シェムリアップ

移動に次ぐ移動の旅の始まりからオジサン族に祟られていた。関西空港では待合室付近で居合わせたオッサンの長話に付き合わされ、飛行機では隣席の一人旅ジイサンの酒酔い歌で安眠を妨害され。

  1. 午後 札幌発、夕方 関西空港発、深夜 タイ・バンコク着
  2. 朝 バンコク発、カンボジア・シェムリアップへ、着後観光
  3. 終日観光
  4. 午前 シェムリアップ発、昼 バンコク着、午後 アユタヤ観光、夜 バンコク発
  5. 午前 関西空港着、夜 札幌着

JAL727便バンコク行き、機内食メインその一はビーフシチュー。

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メインその二は魚料理で、鰤大根御飯添え。他に若鶏のピカタ仕立てなど。

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バンコクに到着し、空港ロビーで現地人女性係員のパッペンさん、同じツアーに参加するオジサン三人組と合流し、ホテルに向かうため車に乗った。ところが、このオヤジ共が曲者揃いだった。パッペンさんが「パスポートを見せて下サーイ」と要求すれば、「車内が暗くて見えないから出せない」とごねる。ツアーの説明を始めるも、「マイクは無いのかー? ホテルに着いてからにしようや」と聞く耳もたん。それだと睡眠時間が削られてしまうではないか。他にも「空港近くのホテルにしろ」、「日本語をもっと勉強せえ」だの言いたい放題。確かにPとBの区別は微妙だが問題ないし、全体的に発音は綺麗なのに。挙句、パックさんとか名前を改変するわ、「ミス・ディス・イズ・ア・ペーン!」――うわあああ、止めてくれー!

私はパッペンさんが怒り出すのではと内心穏やかではなかったが、車の騒音に掻き消されたのか、わざと聞こえない振りをしているのか、彼女は殆ど無反応だった。高速道路のインターチェンジ近くにあるパレス・ホテルに到着した後、私と相方はチェックインをスムーズに終えてすぐ部屋に入った。オヤジ共はパスポート一つ出すにも時間が掛かるわ、少し口が動けば手は止まるという感じで、パッペンさんもホテルのフロント係も困惑気味。

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翌朝もまた大騒ぎで、約束の六時半になってもオヤジ共がロビーに降りて来ない。十分経ってやっと現れたところでパッペンさんが鍵を奪い取ってチェックアウトを済ませ、車へと追い立てても全くもってマイペース。車内で準備しておくよう言われていた出国税13USドルも、空港ロビーに着いてから徐にズボンのベルトを外し、腹巻型の貴重品入れから財布を取り出し始める有様。財布の中には千円札がぎっしりで、パッペンさんは「スリに気をつけて下さいネ」と冷たく言い放ち、さっさと先に行ってしまった。でも、オヤジは置き去りにされても呑気なもので、「彼女は31歳で、1歳の赤ちゃんがおるんやて」。何時の間にそこまで聞きだしたのやら。

パッペンさんと別れ、出国審査を経て搭乗ゲートへ。前の便が遅れていて、私達の便は出発時刻を過ぎても搭乗が始まらない。少し不安に思いつつ待合室の片隅で案内を待っていたところ、オヤジ共が係員に直接尋ねた結果をわざわざ私達へ報告しに来た。親切には感謝したいが、困ったことに彼等の中で私達に対する仲間意識が芽生え始めているようだ。

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タイ上空、曲がりくねった川。

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バンコク・エアウェイズ PG930便、パン類ばかりの機内食。

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フライトは約一時間。カンボジアの領空に入り、もうすぐ着陸。水浸しの田畑が広がる。

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機内は百席のうち三分の二が埋まっていたが、日本人は私達五人だけ。なのに、日本人乗務員さんによる日本語でのアナウンスがあった。普段は日本人搭乗客が多く、そもそも私達のツアーのコース自体も十数人集まるのが常らしいが、この日は私と相方、そしてオヤジ三人衆。何で今回に限って、こんな面子(泣)。

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ガイドブックは毎度お馴染み「地球の歩き方」。カンボジア編のみ持参。

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シェムリアップ空港に何故日本国旗があるのかについては、また後程。